コントロールと生活習慣
血糖値はご飯を食べると上がり、運動すると下がります。また、発熱したときは食事を取らなくても血糖は上がることが多いです。女性であれば月経前の高温期に血糖が高めになるひとがいます。このように血糖値は、そのときの生活とからだの状態によって決まります。血糖をちょうどよい値に保つ(血糖をコントロールする)ためには生活に合わせ、からだの状態を考えてインスリンを注射しなければなりません。
インスリン注射はペン型の注射器やインスリンポンプでの注射になります。基本はご飯前に早く効き始めるインスリンを食べる糖質に応じた量で打つことです。また、寝ている夜間に私たちは食べませんが、からだは少量のインスリンが必要なので、長い時間効いてくれるインスリンを1日1回打つことが多いです。作用時間の異なるインスリンをどのように組み合わせて打つかは主治医とよく相談して決めましょう。
インスリン治療については
日本糖尿病協会のサイト:インスリンQ&A(https://www.nittokyo.or.jp/modules/patient/index.php?content_id=25)に詳しく紹介されています。